やまちゃんのカブログ

カブメインのバイクいじり、DIYなど工業系です

自作ウェットブラスト3

ウェットブラストの続きです。

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蓋をちゃんと作ってもまた加工して行く事になりそうなので、覗き窓を布テープで貼りました。アクリル板にはラップを張っています。テープは外側から貼るべきでした。濡れて剥がれますw

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キャビネットを乗せる台を作りますが、コンパネに四角い穴を開けるだけです。ここにカラーコーンを挿してコンパネの上に衣装ケースを載せます。出来るだけ簡素に作って収納出来る様にしました。

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コンパネが乗っているのは、ソーホースで塗装する時の台として使っていた物です。

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外観の写真を撮り忘れました😅内部はこんな感じになっています。

ブラストガンは随分前にAmazonで買ったサンドブラスト用の物でホースを変えて砂に挿す金具を外しています。

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とりあえずブラストして見ようと言う事で、アストロで買っていた#80のガラスビーズを入れ

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水を入れてブラスト開始!

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セルペット80のシリンダーヘッドをブラストしてみました。#80の所為か思っていたより艶が出ませんでした。また、思っていた以上に進まない上、視界が悪いです。

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ヘッド、オイルポンプカバーをブラストしてクラッチカバーをしている途中で研磨力が落ち作業ペースがかなり遅くなりました。頑張ってジェネレーターカバーまでブラストしましたが、まだら模様になって綺麗になりません…(ブラストするだけで丸一日掛かりましたw結構根気の要る作業です笑)

別の日にもトライしましたがジェネレーターカバーが綺麗になりません。途中でメディアと水の量を変えた所為なのか(メディアと水のバランスが崩れたなど)、コンプレッサーがへたっているのか、原因がハッキリしません。

 

https://youtu.be/t5ryAmp_SwA

↑シリンダーヘッドとオイルポンプカバーの仕上がり具合です。ヘッド途中でしたが😅

CB350F ユーザー車検

1ヶ月以上更新してませんでしたね…こう何と言うか継続って難しいです。去年の4月から始めた筋トレは続いているんですが…

 

昨日、CB350Fourの継続検査に行ってきました。

管轄は中国陸運支局で、広島市西区観音のマリナーホップの少し手前、山陽高校の隣に有ります。何処の陸事でも受けられるらしいです。

前回の中古新規登録時には初めてだった事もあり、書類の出す順番など間違えて迷惑をかけてしまいました。

で、今回はと言うと…今回も書類を出す場所を間違えて迷惑をかけてしまいました…本当にすみません。

検査を受ける前に書類を出す場所がいまいち分からないんですよね…忙しそうで聞き難いですし…次回はきちんと聞いてみます。次受けるかは分かりませんが😅

初めて受ける方は戸惑うと思うので(中国陸運支局を例に)ある程度の流れを説明します。

 

建物に向かって左側の建物に入ります。入ってすぐの7番ユーザー車検受付の左下の方に、継続検査申請書と緑色の重量税納付書があり、受付の右端の机の上に自動車検査票が置いて有ります。勝手に取って良いみたいです。後ろの机に記入例などが有るのでそれを見ながら記入します。

右側の建物に移動して15番の印紙発行?とか何とか書いてある受付に行きます。順番待ちする床に足のマークが書いてあるので分かると思います。(分からなかったら手の空いてそうな人に聞きましょう)そこで重量税と検査手数料などを払い、印紙(切手みたいなやつ)を受け取りそれぞれの紙に貼り付けます。

ここからが問題です。自分は間違えて検査終了後に出す所へ書類を入れてしまいました。暫くすると呼ばれて検査受けられて無いですねと…検査を受けてもう一度提出すれば良いそうなので、書類を持ってバイクを検査レーンへ行きました。検査はすんなり合格したので省略します。検査終了後、総合判定室に書類を出しに行くと「これ受付して無いね、7番窓口に出してもう一回持ってきて」と言われました。そりゃそうですよね、7番窓口は検査が終わった定で書類を見ているわけですから…

再び7番窓口へ行き事情を話して総合判定室へまた戻り、合格印を押して頂きました。そして三度7番窓口へ、書類をクリアファイル(番号札付き)へ挟み提出しました。暫く待つと新しい車検証とステッカーが交付されました。内容を確認して終了です。いやー本当自分の間抜けと言うかアホ臭さに呆れます…

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新しい車検ステッカーは古い物を剥いでから貼りました。

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今回掛かった費用は6700円+自賠責9270円=15970円でした。手間は少しかかりますが、安上がりです。

先程省略した検査レーンの話を簡単に。検査員による車検証との照合(車長や車番など)、灯火類の確認、打音検査があります。(比較的最近のバイクでしたらここで音量検査と排ガス検査があります。うちのCBは47年落ちのどノーマルなのでどちらもスルー出来ましたw)

次にスピードメーターとフロントブレーキの検査、後輪ブレーキの検査、光軸検査の順であります。左側に青いフットスイッチが有るので電光掲示板に従って踏んだり離したりします。慣れないので検査員の方に手伝って頂きました。

 

今回検査を受けて思う事は、検査レーンを通すよりも書類を揃えて提出する方が難しいと思いました。ですが、慣れればとても簡単に出来ると思います。旧車は検査項目が少ないので楽チンですね。

時間が有る方はお勧めします。

CB350F ヨシムラテンプメーター装着

これから夏に向けて油温の上昇具合を見たいのでヨシムラのプログレス2を装着します。

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  • プログレス2 本体
  • プログレス用テンプセンサーType-C(PT1/8-28)415-P01-5999
  • デイトナオイルテンプ用センサーフィッティング(M20×P1.5)34913
  • プログレス用センサーケーブル1.0m(要りませんでした…orz)
  • ホンダギボシ
  • 結束バンド

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先ずメーターを取り付ける為のステーを作りました。既製品だと取り付けられる位置が限られてくると思ったからです。

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フィッティング確認中…ちょっと失敗しました😅メーター本体にキャップボルトが当たります。

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本体に付属している面ファスナーを貼って完成です笑作り直すのも手間だったのでそのままにしました。

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車体からのセンサーの取り出し方はポイント下に有るオイルパスキャップから取りました。サイドスタンドを立てた状態だとオイルが漏れずに作業出来ます。このキャップを外してデイトナのセンターアダプターを締め付け、ヨシムラのType-Cセンサーを取り付けます。

本体には1.0mのケーブルが2本付属しているので、フレームに沿ってハンドル周りまで出来るだけ目立たない様にケーブルを這わせます。センサーを2つ使う方は延長ケーブルが要ります。

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電源の取り出しは、メインキーの上、イグニッションコイルの付近からプラスの黒線のメスギボシが出ているのでテンプメーターの赤線を繋ぎ、マイナスはイグニッションコイルのボルトと共締めしました。これでキーオンで電源が入る様になります。車体の配線を全く触らなくて良いので楽チンですね。後は配線を結束バンドで束ねれば完成です。

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こんな感じに取り付けました。少し角度が浅くて気に入らないのでまた今度曲げます。自分の車体は左ミラーのネジが舐めており、M10×P1.25の高ナットとボルトでミラーを取り付けているので、そのボルトにステーを取り付けました。

感想ですが、とても質が良い様に思います。流石ヨシムラですね。テンプメーターと電圧の感度もかなり良いです。走行中の油温は100℃まで上がりません。精々80〜90℃くらいです。電圧を見れて初めてわかったのですが、アイドリング状態だと10〜11Vくらいしか有りませんでした笑 3000円の安物バッテリーって言うのもありますが、元々発電能力が低いのでしょうがないですね。時間が出来ればジェネレーターとレギュレータを交換したいと思っています。次いでにリチウムイオンバッテリーにしたいですね。

自作ウェットブラスト2

先週末から任天堂Switchのゼルダの伝説にハマってしまい更新が疎かになってしまいました。ゲームなどはあまりしないタイプの人間なのですが、やり出すと止まらなくなりますね。バイクいじったりしてる時より時間が経つのが早いです。1日溶けて勿体無いなぁと思う事もありますがこういう日もあっていいかなと割り切ってます笑

先々週の続きです。蓋兼覗き窓を作ります。

使用した工具

  • 電動ドリル
  • 引廻し鋸
  • 普通のノコギリ
  • 木工用ヤスリ(100均)
  • シントーののこやすり
  • 油性ペン
  • 指矩(さしがね)

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物置の床にコンパネを敷いた際の残りと、丁度いいサイズにアクリル板が残っていたので使います。コンパネは12mm、アクリル板は3mm

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アクリル板が入る四隅にドリルで10mmくらいの穴を開けて、引廻し鋸で切り抜きます。ですが、引廻し鋸は短くて刃厚がありかなり疲れるので、途中まで切ったら普通のノコギリで切りました。固定されている物ではないのでかなり疲れます。

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切り抜いたらヤスリを使い形を整えつつ、アクリル板が入るまで削ります。木工をされてる方の中では結構有名だと思いますが、シントーののこやすりを使いました。広い範囲をザクザク削れるのでとても良いです。

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蓋はパッキンを貼って乗せるだけにする予定です。アクリル板は取り外し出来る様にしたいので取り付け方を検討中です。

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カラーコーンの先端にはメディアの排出がし易い様にペットボトルを切ったものをつけました。コーンが柔らかい素材(ポリエチレン?)なのでシーラントが剥がれそうです笑

あまり進んでませんがここまでです。やる事が沢山溜まっているので早く完成させないといけませんね。

スズキ パレット オイル&オイルフィルター交換

姉が通勤に使う様になってからグイグイ走行距離が伸びる様になった、実家のパレットSW。

使用する道具

  • コンビネーションスパナ14mm
  • フィルターレンチ65mm
  • ラチェットハンドル
  • エクステンションバー
  • ドライバー
  • プラスチックハンマー
  • パーツクリーナー
  • ウェス(キッチンペーパー)
  • オイル受け(バットやポイパックなどでも可)
  • オイルジョッキ(今回は使いませんでした)

必要な消耗品

  • エンジンオイル2.9L(エレメントを交換しないのなら2.7L)
  • オイルフィルター
  • ドレンボルト用ワッシャー

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今回はジャッキを使わずにコンクリートブロックを使って車高を上げました。前回はウマとジャッキを使いましたが、慣れない事と傾斜地で危険だったので、この方法にしました。また、カースロープなどは収納場所に困ります。ブロックなら駐車場に置きっぱなしでも問題無いですからね。

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さて、作業に移ります。5分程度暖気した後、ドレンボルトを14mmのレンチを使用して外します。ドレンボルトの位置は運転席側で斜め下に向かって頭が出ています。(走行後に行う場合はオイルパンを触っても熱くなくなってからにしましょう(火傷に注意!))

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外したドレン。意外と長いですね。アルミワッシャーも付いているのでボルトに付いて来なかったらエンジン側を確認しましょう。(このワッシャーは毎回交換しましょう)今回は変えませんでした…

慣れてないのと仰向けで作業するのが難しかった所為か手が汚れました。カブのオイル交換なら手を汚さない自信があります笑

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次にフィルター交換です。前回のオイル交換でフィルターレンチが舐めて外せなかったオイルフィルターエレメントは、マイナスドライバーを叩き込み反時計回りに回して外しました。斜め下からやり過ぎるとエンジンの雄ネジ側を傷付ける可能性もあるので要注意です。出来るだけ水平に。

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オイルが抜け切ったらドレンボルトを締めて、エンジン側のフィルター取り付け面をウェスで拭きます。新しいフィルターOリング部にエンジンオイルを塗布してから取り付けます。どのボルトでも言える事ですが手で締めれるところまで入れてから工具を使って締め付けます。こうする事でねじ山の破損を防ぎます。

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取り付けたらパーツクリーナーとウェスでオイルで汚れた部分を清掃します。

あとはエンジンオイルを入れてエンジを暫く掛けてオイルレベルゲージで確認するだけです。

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赤丸がオイルフィラーキャップです。

前回交換時に残っていた10-w30と少し足らなかったので5-w30を入れました。混ぜない方が良いんでしょうけどね…

青丸はオイルレベルゲージです。オイルを入れてエンジンをかけて止めた直後だとレベルがわかりにくいので、時間を空けて確認します。引き抜く際にオイルが他の所に付くのを防ぐためにウェスをあてがいましょう。

 

今回で2回目だったので少し慣れた感じで作業出来ました。バイクなどと対して変わらないですね。ただ車重が重くなる分作業時の事故には気をつけたい所です。

サンドブラスト一号機 その3

粉塵対策にこんな事もしました。

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台所の換気扇に蓋をしてアルミダクトを伸ばし、キャビネットから出た粉塵を吸わしてみました。これは失敗でしたね…(どう言う意図でこれをやったか記憶が曖昧です(^_^;))

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次に塩ビ管に布を巻いた物を挿してそれに掃除機を接続してみました。視界もそこそこ晴れてブラストし易くはなりましたが、布の目が詰まるので集塵能力が落ちます。

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長時間作業しているとフィルターに水がかなり溜まってきます。フィルターだけだと水分が無くならず、加圧タンクの下部で砂と水が混じり詰まってしまう事が多々ありました。

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なので、ドライフィルターを加圧タンクに取り付けました。これが有るだけで全然違います。また、これはアストロで買いましたが塩ビとシリカゲルで簡単に自作出来ます。

まとめ

サンドブラストをする上で絶対に必要な物

  • サイクロン集塵機
  • ドライフィルター(エアフィルターなど)
  • 1馬力以上のコンプレッサー

保護具なども合わせるともっと有りますが、上記3つが無いと仕事になりません。いくら趣味でもスムーズにいかないと楽しくありませんからね。あと、ブラストって地味に時間がかかり根気が要ります。(大馬力コンプレッサーと大口径ノズルの組み合わせなら別ですが…)

・・・おまけ・・・

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ブラストの切削力を利用してグラスに字を掘ってみました。メディアが粗いのでかなり深く掘ってしまいました。サンドブラストはガラス細工などにも使われているようです。

サンドブラスト一号機 その2 キャビネット製作

加圧タンクに続いてキャビネットを作ります。ネットを徘徊してて1番多く見かけた衣装ケースを流用する方法で製作します。

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祖母の家に眠っていた衣装ケースです。材質はブリキのようで時代を感じますね。

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材料は

  • 衣装ケース
  • 植木鉢×2
  • 隙間テープ
  • ガラス
  • プラダ
  • シリコンシーラント
  • LEDライトなど

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まず、ホッパー部分(砂が流れ落ちる四角錐の部分)を作るためにCADでお絵描きします笑 CADで描くと高さなどがわかりやすいので良いです。jwcadと言うフリーソフトなので誰でも使えます。また、使い方も沢山ネットに有るので便利です。

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CADで出した数値を元にプラダンにけがいてカットします。どうも砂の流れが悪いので角度が浅かったようです。なのでもっとプラダンのサイズいっぱいに切れば良かったです。

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仮組みした写真です。シーラントで接着する予定でしたが、テープでも思ったよりしっかりしていたのでテープで止めるだけにしました。この頃は良かったのですが、最近テープが剥げだして汚くなっています💦

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ブリキに丸い穴を開けるのは難しいのでプラダンで、手を入れる穴と集塵用とエアーホースの入る穴を作ります。100均のサークルカッターがとても役に立ちました。

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衣装ケースの底を切り抜き、他の穴も開けます。

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丸い穴を開けたプラダンを貼り付けましたが、万能タイプのボンドだと剥がれるので、シーラントで接着する方が良いです。

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ホッパー部をシーラントでケースのそこに貼り付けて、腕を通すところは植木鉢を切った物を嵌め込みました。蓋の乗る部分に隙間テープを貼りました。

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植木鉢に手袋を被せて結束バンドで固定しました。

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蓋に付けたガラスは取り替え出来る様に考えたのですが、こんな変なことになりました。(^_^;)

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これで完成です。かなりシンプルですね…

足を適当に取り付けた所為かユラユラ揺れます笑