割と最近の話です。
サンドブラストをするとどうしても粉塵で視界が遮られてしまうので、サイクロン集塵機を作る事にしました。カラーコーンとペール缶で作りたかったのですが、塩ビ管の方が加工しやすく、またネットの情報も多いのでこちらにしました。
材料が全部写っていませんが、
- TS25ソケット×2
- TS30エルボ×2
- TSソケット50×30
- DVインクリーザー100×50×2
- VP25
- VP30
- VU50 長さは60cmくらい
- VU100 60cmくらい
- 広口ビン1L
- 排水ホース2m×2
- 排水ホース用ジョイント
- エスロン(塩ビ管用接着剤)
以上を使用しました。
TSソケット25を45°にカットします。
VU100のパイプにサンドペーパーを貼り、45°に切ったソケットを擦り付けます。インクリーザーの外径に沿う様になるまで削ります。今回は吸入口を2つ付けるので結構時間がかかりました(^_^;)
テープで仮止めして、内側にラッカーを吹いて穴を開ける位置をマーキングします。あまり吹きすぎると垂れて汚くなるので程々に…(この辺りは完全にパクリです…すみません)
パイプを挿した後の写真ですが、空気の流れがスムーズになる様に削りました。25ソケットを当てて確認しながら作業を進めます。
VU50を通すので縁を削り落とします。
内側はテーパーがかかっているので、ホーニングツールにサンドペーパーをグルーガンで接着してゴリゴリ削りました。なかなか時間がかかります…
VU100パイプに差し込んで接着後に吸入口をインクリーザーに接着します。プラリペアで接着しました。少し斜めに付けてあるのがわかりますかね?雄一こだわった所です笑
広口ビンのキャップ部分を切り抜き、キャップ外周の凸凹をカッターで切り落としました。接着剤をインクリーザーに塗って嵌め込むだけですが、キャップはポリエチレンなので接着されません…
段差が出来たのでパテで埋めました。シーラント等で埋めても良いと思います。
あとは組み立てるだけですが、VU50は挿し込むだけで接着はしません。パイプの高さを調節する事で掃除機の集塵能力に合わせて調整できる様にしました。
排水ホースを切って取り付けました。ファンネル部分がとても役に立ちますね。
VP25の外径は32mmくらいなのでホースをギリギリねじ込めます。掃除機側用のホース接続部分はVP30(内径31mm)にホースジョイント(外径31mm)を接着しています。
キャビネットに繋いだ所です。手前に塩ビ管が見えますが無視して下さい。(水フィルターなる物を作ろうとして失敗したのです^^;)サイクロン集塵機から直に掃除機に繋いでます。
ネットに載ってたものをコピーしましたね…吸入口が2つあるのはあまり見かけませんでしたが。これのおかげかはわかりませんが、大活躍してくれました。今までは見えにくい上、キャビネットの周りが粉塵が舞って砂だらけになっていたのが嘘の様になりました。とても見え易くなり、自分が砂を吸う様なこともなくなりました。それと掃除機を強で使うと負圧で手袋がパンパンになりますwwなので弱で使う様にしました。
作ってみると思ったより簡単でしたが時間はかかりますね。こだわりを無くせば時間は掛からなくなると思いますが、折角作るなら自分が満足のいく物を作りたいです。