2光年ぶりくらいの更新です笑
以前カスタムしたリトルカブを友人が買ってくれるそうなので、売る前にどうしても錆び穴の空いたリムを交換したかったのです。純正が安心なんですけど、アルミリムとステンレス製スポークに変更します。
14インチ用ステンレススポークは崎田二輪さんから、アルミリムはアリエクスプレスにて14インチ1.85を購入しました。(純正は1.6)
スポークは2セットで12000円弱くらい。因みにタイ製、長さ120mmの#9
リムは2本と送料合わせて15000円くらいでした。送料が11000円ww
2本届いた時なんとなく嫌な予感がして穴数を数えたら1本が32穴でした…出品者に連絡して36穴を送って頂きました。返品しなくて良いのでラッキーですね笑
変なスポークカバーなんか要らないから注文通りの品を送ってくださいな。
タイヤはフロントはTT100Aとか言うちょっとマニアックなタイヤでTT100GPとパターンはほぼ一緒です。サイズは純正のワンサイズ上の2.75。メーター誤差確認出来たらカブプロのメーターギアと打ち替える予定です。(ブレーキパネル内の圧入してあるウォームギアを)※チャリ用のサイコン付けて測定したらスピードはほぼ誤差は無かったです。オドは純正メーターで7.4km走って、サイコンが7.8km表示でした。
リアは定番のD107です。ビード部に髭が生えていました。チューブタイヤですし気にしなくて良いんですけど、一応ニッパーで切りました。
これは組み付け時に気が付いたのですが、内側に80/90-14 TT901の表記がありました。なんなのでしょう?
バラしていきます。2年くらいスタッドレスタイヤ履かせてました。曲がる時、癖があります笑
新車時から恐らく替えてないのでベアリングとオイルシールを交換します。走行距離12万キロww
ベアリングプーラーあるのですが片方は棒とハンマーで。右側は割と緩かった、これはリアも。
横着してオイルシールと一緒に抜きました。やけに固かったのですが、どうも塗料が付着していた為のようです。
スポークを外します。最初に少し緩めようとしたら、ニップルが細過ぎてニップルレンチが掛かりません笑
結局、全部インパクトドライバーでやりました。錆びて固着してる所は最後にペンチで掴んでハブを回して外しました。
自然光で焼き嵌め出来るかなぁ?と思ったんですけど流石に無理でしたね。多分クランクケースとかのベアリングなら行けそうです。
ベアリングの打ち込みはソケットとプラハンで出来るだけ真っ直ぐを意識して…
スポーク組む前に穴を4mmから4.5mmへ拡大します。(スポークが太いので入らない)
イン側から組みます。
リムを乗せてニップルを仮止めします。次にアウト側を通して仮止めします。ニップルにマジックで印を付けておくと締める時わかりやすいです。
均等に締めてスポークに遊びが無くなったら振れ取り台にセットして振れを取っていきます。
振れ取り作業が終わったらタイヤを組み付けるのですが、何故か一部だけビードが上がらず…シリコン吹いたり、5〜6kくらいまで圧かけたり、叩きつけたりしましたが上がる気配がありません。
とりあえずリアも終わらせて組み付けるとスッカスカなのです。そこで一つの仮説を立てました。リムの精度が悪く、フロントに組み付けたリムは割と精度が良い+チューブレスタイヤでキッチリしている=ビードが上がらない。リアのリムは精度が悪く外径が若干小さい+チューブタイヤで元々緩い=ガバガバ
この仮説は正しかったようで、リアのD107をフロントに組み付けたらピッタリビードが上がりました。はい、と言うことは前後のリム入れ替えです…また外して組み立てました。今度はピッタリ、ビードも上がりましたとさ。
文字にすると簡単気に見えますが、何日も掛かってますし、上手くいってない部分もあります。安い物を買うと手間がそれだけ掛かるのは言うまでもありませんね。改めて思いますが、メーカー不明の海外製品って恐ろしいですね。
こんな感じですね。(写真が悪いw)バーハン化とちょい太足の定番カスタムですなぁ…ベタで割と好きw
さり気なくマニュアルクラッチ化とカブ90クランク、ピスシリ組んで85cc化してたり。それとクランクケースをボーリングしてるので105cc迄ならボアアップ出来ます笑
正直、85ccキツイんですよね…